平成27年 9月定例会(第6回) 平成27年第6回
妙高市議会定例会会議録(第5日) 平成27年9月28日(月曜日) 議事日程 第5号 午前10時00分 開 議 第 1
会議録署名議員の指名 第 2 諸般の報告 第 3 議案第64
号~議案第65号 第 4 議案第60
号~議案第63号 第 5 議案第66
号~議案第68号 第 6 議案第69
号~議案第79号 第 7 議案第80号 第 8 発議第6号 第 9 発議第7号 第10 議会選第8号 第11 発議第8号 第12 閉会中の継続審査(調査)の申し出について本日の会議に付した事件 日程第 1
会議録署名議員の指名 日程第 2 諸般の報告 ・専決処分の報告について *
施設管理の瑕疵による
損害賠償額の決定 *
道路管理の瑕疵による
損害賠償額の決定 日程第 3 議案第64号 市道の認定について 議案第65号 市道の
変更認定について 日程第 4 議案第60号 妙高市
個人情報保護条例の一部を改正する
条例議定について 議案第61号
妙高市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例等の一部を改正 する
条例議定について 議案第62号 妙高市
手数料条例の一部を改正する
条例議定について 議案第63号 妙高市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例議定について 日程第 5 議案第66号 平成27年度新潟県妙高市
一般会計補正予算(第4号) 議案第67号 平成27年度新潟県妙高市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 議案第68号 平成27年度新潟県妙高市
介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第 6 議案第69号 平成26年度新潟県妙高市
一般会計歳入歳出決算認定について 議案第70号 平成26年度新潟県妙高市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 議案第71号 平成26年度新潟県妙高市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 議案第72号 平成26年度新潟県妙高市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 議案第73号 平成26年度新潟県妙高市
高柳工場団地開発事業特別会計歳入歳出決算認定について 議案第74号 平成26年度新潟県妙高市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 議案第75号 平成26年度新潟県妙高市
杉野沢財産区
特別会計歳入歳出決算認定について 議案第76号 平成26年度新潟県妙高市
ガス事業会計決算認定及び利益の処分について 議案第77号 平成26年度新潟県妙高市
水道事業会計決算認定及び利益の処分について 議案第78号 平成26年度新潟県妙高市
公共下水道事業会計決算認定及び利益の処分について 議案第79号 平成26年度新潟県妙高市
農業集落排水事業会計決算認定及び利益の処分について 日程第 7 議案第80号 妙高市教育長の任命同意について 日程第 8 発議第 6号
妙高市議会会議規則の一部を改正する規則議定について 日程第 9 発議第 7号
交通対策特別委員会の設置について 日程第10 議会選第8号
交通対策特別委員会委員の選任について 日程第11 発議第 8号 公立高校と私立高校の
教育費負担の格差解消と私立高校の公費(私学助成)増額を求 める意見書 日程第12 閉会中の継続審査(調査)の申し出について
出席議員(18名) 1 番 横 尾 祐 子 2 番 佐 藤 栄 一 3 番 渡 辺 幹 衛 4 番 村 越 洋 一 5 番 岩 﨑 芳 昭 6 番 宮 澤 一 照 7 番 植 木 茂 8 番 関 根 正 明 9 番 霜 鳥 榮 之 10 番 髙 田 保 則 11 番 阿 部 幸 夫 12 番 竹 内 真 13 番 木 浦 敏 明 14 番 樗 沢 諭 15 番 山 川 香 一 16 番 小 嶋 正 彰 17 番 八 木 清 美 18 番 堀 川 義
徳欠席議員 なし説明のため出席した者 市 長 入 村 明 副 市 長 市 川 達 孝 総 務 課 長 西 澤 澄 男 企 画 政策課長 松 岡 由 三 財 務 課 長 笹 井 幸 弘 建 設 課 長 杉 本 和 弘 農 林 課 長 荒 井 修 一 観 光 商工課長 早 津 之 彦 環 境 生活課長 竹 田 幸 則
市民税務課長補佐 小 嶋 和 善 健 康
保険課長 見 波 淑 江 福 祉 介護課長 宮 下 利 之
ガス上下水道局長 浅 岡 宏 教 育 長 濁 川 明 男
こども教育課長 久 保 田 哲 夫 生 涯 学習課長 山 本 毅
妙高高原支所長 今 井 一 彦 妙 高 支 所 長 白 倉 徳 一 会 計 課 長 山 中 文 夫
監査委員事務局長 岡 田 富 彦職務のため出席した
議会事務局の職員 局 長 関 原 敏 明 庶 務 係 長 池 田 清 人 主 事 西 山 祐 貴 午前10時00分 開 議
◎局長(関原敏明) ただいまの
出席議員は18名です。
○議長(
関根正明) ただいま
事務局長報告のとおり、
出席議員数は18名であります。よって、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程については、お手元に配付のとおり進行しますので、御了承願います。
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
関根正明) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において13番
木浦敏明議員、14番 樗沢 諭議員を指名します。
△日程第2 諸般の報告 ・専決処分の報告について *
施設管理の瑕疵による
損害賠償額の決定 *
道路管理の瑕疵による
損害賠償額の決定
○議長(
関根正明) 日程第2 諸般の報告をします。 市長において専決処分した
施設管理の瑕疵による
損害賠償額の決定及び
道路管理の瑕疵による
損害賠償額の決定についての報告がありましたので、その写しを配付しました。
△日程第3 議案第64号 市道の認定について 議案第65号 市道の
変更認定について
○議長(
関根正明) 日程第3 議案第64号 市道の認定について、議案第65号 市道の
変更認定についてを
一括議題とします。 本件に関し、委員会における審査結果の報告を求めます。
建設厚生委員会、
渡辺幹衛委員長。 〔3 番
渡辺幹衛 登 壇〕
◆3番(
渡辺幹衛) おはようございます。それでは、
建設厚生委員会における
付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。 去る9月1日の本会議において当委員会に付託されました案件は、議案第64号と第65号であります。この審査のため、9月17日10時より、
委員会室において
委員全員出席、議長臨席のもと、説明員として市長ほか
関係課長の出席を求め審査いたしました。なお、審査の過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみを報告いたします。
建設課長より議案第64号と65号の2議案は関係があるので、一括して
提案説明を受け、質疑に入りました。
冒頭委員より、参考資料でも位置関係がわかりにくいとの指摘があり、
建設課長より追加資料として詳細な付近図が配付されました。 委員より、機械除雪する幅員は確保されているかとただしたのに対し、
建設課長より、確保されているとの答弁がありました。 委員より、
市道認定基準についてただしたのに対し、
建設課長より、
道路構造令との合致や起終点、幅員など
寄附採納条件等についての答弁がありました。 委員より、現場を確認したが、幅員は4メートルに満たないのではとただしたのに対し、
建設課長より寄附採納で4メートルが確保され、基準を満たしているとの答弁がありました。 以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第64号及び第65号については
全会一致で原案のとおり可決されました。 以上で
建設厚生委員会の報告を終わります。
○議長(
関根正明) これよりただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) これにて質疑を終わります。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) これにて討論を終わります。 これより議案第64号 市道の認定について、議案第65号 市道の
変更認定についてを一括採決します。 本件に対する
委員長報告は可決であります。本件は、
委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) 御異議なしと認めます。 よって、議案第64号、議案第65号は原案のとおり可決されました。
△日程第4 議案第60号 妙高市
個人情報保護条例の一部を改正する
条例議定について 議案第61号
妙高市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例等の一部を改正する
条例議定について 議案第62号 妙高市
手数料条例の一部を改正する
条例議定について 議案第63号 妙高市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例議定について
○議長(
関根正明) 日程第4 議案第60号 妙高市
個人情報保護条例の一部を改正する
条例議定について、議案第61
号妙高市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例等の一部を改正する
条例議定について、議案第62号 妙高市
手数料条例の一部を改正する
条例議定について、議案第63号 妙高市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例議定について、以上4件を
一括議題とします。 本件に関し、委員会における審査結果の報告を求めます。
総務文教委員会、樗沢
諭委員長。 〔14番 樗沢 諭 登 壇〕
◆14番(樗沢諭)
総務文教委員会における
付託案件の審査の過程と結果について御報告申し上げます。 去る9月1日の本会議において当委員会に付託されました案件は、議案第60号から議案第63号であります。この審査のため、9月16日10時より、
委員会室において
委員全員出席、議長臨席のもと、説明員として市長ほか
関係課長の出席を求め審査いたしました。なお、審査の過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみを報告いたします。 最初に、議案第60号 妙高市
個人情報保護条例の一部を改正する
条例議定について報告いたします。
総務課長より
提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、
マイナンバー制度において
個人情報はどのように保護していくのかとただしたのに対し、課長より、基本的な管理は機関ごとの分散管理である。各行政間の情報は
個人番号を使用せず、現在各業務で付番されている番号を継続して使用していくことから、安全性は確保されているとの答弁がありました。 委員より、
マイナンバー制度の市民のメリットはとただしたのに対し、課長より、行政手続に対して各種証明の添付の省略や申請等の時間短縮が考えられるとの答弁がありました。 委員より、第2条に加える用語の定義について詳しくとただしたのに対し、課長より、
特定個人情報とは
個人情報に
個人番号が付されたもの、
情報提供等記録とは行政がいろいろな形で個人の情報をしていくが、どのような情報をどこに提供したかの記録であるとの答弁がされました。 委員より、
市役所内部の
ハード設備と事業所への説明は万全かとただしたのに対し、課長より、
市役所内部の
ハード整備は
システム構築業者と協議し、進めている。事業所については、
商工会議所等と連携し、対応しているとの答弁がなされました。 以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決に当たり反対討論が行われ、採決の結果、議案第60号は賛成多数で原案のとおり可決されました。 次に、議案第61号
妙高市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例等の一部を改正する
条例議定について報告いたします。
総務課長より
提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、
共済組合法は全て
厚生年金法に移行されるかとただしたのに対して、課長より、全て
厚生年金法に移行される。一定の経過措置があるとの答弁がされました。 委員より、公務員は
厚生年金法に移行することで条件的に後退する部分があるかとただしたのに対し、課長より、それぞれ法律に基づいた適用となるとの答弁がなされました。 以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第61号については
全会一致で原案のとおり可決されました。 次に、議案第62号 妙高市
手数料条例の一部を改正する
条例議定について報告いたします。
市民税務課長補佐より
提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、
通知カードの余白にはどのようなものが記載されるのかとただしたのに対し、課長補佐より、転居した場合の住所を記入すると答弁がなされました。 採決に当たり反対討論が行われ、採決の結果、議案第62号は賛成多数で原案のとおり可決されました。 次に、議案第63号 妙高市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例議定について報告いたします。
こども教育課長より
提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、現在市内に該当する事業所はないとのことだが、今後の可能性はあるかとただしたのに対し、課長より、
家庭的保育事業等には、
家庭的保育事業、
小規模保育事業、
居宅訪問型保育事業、
事業所内保育事業の
事業形態があり、ゼロ歳から2歳児の未満児を受け入れる
保育施設である。今後の状況により、可能性があると考えるとの答弁がなされました。 採決の結果、議案第63号は
全会一致で原案のとおり可決されました。 以上で
総務文教委員会の報告を終わります。
○議長(
関根正明) これよりただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) これにて質疑を終わります。 これより討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許可します。
渡辺幹衛議員。 〔3 番
渡辺幹衛 登 壇〕
◆3番(
渡辺幹衛) 議席番号3番の
渡辺幹衛です。今議題になりました議案第60号と62号についての2条例に反対でありますので、討論いたします。 本案の2条例改定は、子供から大人まで全ての国民に
個人番号をつけて利用する
共通番号、
マイナンバー制度が10月から施行されることに合わせたものであります。私は、問題噴出のこの制度は中止、撤回こそ必要と考え、国の法律に基づくものだからやむを得ないなどと安易に考えることができない内容なので、本案に反対します。以下にその理由を述べます。 政府は、
マイナンバーについて、行政を効率化し、国民の利便性を高め、公平、公正な社会を実現する社会基盤と説明し、
社会保障の手続を簡略化したり、税の徴収漏れや不正受給などに利用するとしています。しかし、利便性といっても年に数えるほどの手続のうちの一部が省略できるといった程度です。行政効果は税収増2400億円と説明しています。しかし、制度導入で手のすいた職員1900人が徴収に回り、1人当たり1.3億円もの徴収額がふえるという机上の試算にすぎません。 一方で、
マイナンバー導入に係る初期費用は約3000億円、年間経費に約300億円もかかり、
民間事業者の負担を含めると1兆円とも言われています。
民間事業者は、保有する社員の
個人番号について担当者を決め、別室で厳重管理するなど零細業者でも数十万円を要すると言われています。これだけ税金と負担を強いながら、まともなメリットを示せない一方、飛躍的に高まるのが
プライバシー侵害や
情報漏えいです。
プライバシーを守る権利は、憲法によって保障された人権であり、
個人情報はむやみに知られることのないようにすべきものです。政府が国民に番号をつけて、多くの
個人情報を一括管理、利用すること自体が重大問題です。
マイナンバーを通して大量の
個人情報が公務、民間を問わず利用されます。
個人情報が芋づる式に引き出され、
情報漏えいや成り済まし、不正利用など
プライバシー侵害の危険性が高まることは明らかです。 政府は、ファイアウオール、安全隔壁もあり、
個人情報にアクセスできる人も限られる、
甘利担当相は強調しています。しかし、
個人情報を官民が使うという
仕組み自体が漏えいの危険を高めるものです。年金機構が125万件の
情報漏えいを起こしたように、絶対に事故は防げません。来年1月からの
年金情報との連結は先延ばしせざるを得なくなりました。にもかかわらず、政府はあらゆる分野への利用拡大を計画しています。 今国会では、金融機関の預金口座や
健康診断情報にも利用を広げる法律が強行されました。
マイナンバーでは、
個人情報を守る仕組みとなっているかを行政機関がみずからチェックする
特定個人情報保護評価を行います。ところが、少なくとも758自治体が決められた手順で手続を行っていないことが判明。今なお2割の自治体が
個人情報を保管するコンピューターがインターネットと接続されたままです。妙高市でも10月4日中に切断する予定と聞きます。
予定どおり10月以降できる条件などなく、施行の中止、撤回こそ必要になっています。
マイナンバーの導入は、税の徴収強化や
社会保障などの
公共サービス抑制を行うのが本当の狙いです。国民の税、
社会保障情報を一元管理する
共通番号を求めてきたのは財界です。経団連では、
社会保障の
個人会計をつくり、納めた税、保険料に応じた給付にするよう求めてきました。
社会保障を権利ではなく、税、保険料に対する対価、自己責任に変質させる大改悪です。そうやって国や大企業の負担を削減していくことを狙っています。 つけ加えれば、
主要国首脳会議、G7の7カ国で日本のように全員強制、生涯不変、官民利用の番号制度を導入しようとする国はありません。米国、カナダは任意の
社会保障番号、フランスは
社会保障番号、イタリアは納税分野の番号を導入していますが、イギリスは
国民IDカードを導入しようとして反対に遭い、中止になりました。導入した米国や韓国では、銀行口座など大量の
個人情報が流出して被害が発生し、見直しに追い込まれました。日本の
マイナンバー制度は、世界の流れに逆行する時代おくれの制度です。国民を守るためだからと戦争をする国を目指し、
消費税増税を還付の話にすりかえようとしている政府は、
個人カードを持っていきたくなければ持っていかないでもよい、その分減税はないと
マイナンバーカードを持つことが国民のためと言わんばかりです。 本日の週刊誌の広告にもあります。「財務省の浅知恵」と書かれています。国民を思いやるように見せかけて、ちゃっかり得をするという政府の行為は許せません。
相田みつをさんが書いていました。「人の為と書いていつわりと読むんだねえ」と。国民に負担増、給付削減を押しつける
共通番号は廃止しかありません。 以上が反対理由であります。よろしくお願いします。
○議長(
関根正明) これにて討論を終わります。 これより議案第60号から議案第63号を採決します。 議題のうち、まず議案第60号 妙高市
個人情報保護条例の一部を改正する
条例議定について、議案第62号 妙高市
手数料条例の一部を改正する
条例議定について、以上2件を一括採決します。 本件に対する
委員長報告は可決であります。本件は
委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔 賛 成 者 起 立 〕
○議長(
関根正明) 着席願います。賛成議員多数です。 よって、議案第60号、議案第62号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第61号
妙高市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例等の一部を改正する
条例議定について、議案第63号 妙高市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例議定について、以上2件を一括採決します。 本件に対する
委員長報告は可決であります。本件は
委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) 御異議なしと認めます。 よって、議案第61号、議案第63号は原案のとおり可決されました。
△日程第5 議案第66号 平成27年度新潟県妙高市
一般会計補正予算(第4号) 議案第67号 平成27年度新潟県妙高市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 議案第68号 平成27年度新潟県妙高市
介護保険特別会計補正予算(第1号)
○議長(
関根正明) 日程第5 議案第66号 平成27年度新潟県妙高市
一般会計補正予算(第4号)、議案第67号 平成27年度新潟県妙高市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第68号 平成27年度新潟県妙高市
介護保険特別会計補正予算(第1号)、以上3件を
一括議題とします。 本件に関し、各委員会における審査結果の報告を求めます。最初に、
総務文教委員会、樗沢
諭委員長。 〔14番 樗沢 諭 登 壇〕
◆14番(樗沢諭)
総務文教委員会における
付託案件の審査の過程と結果について御報告申し上げます。 去る9月1日の本会議において当委員会に付託されました案件は、議案第66号のうち当委員会所管事項についてであります。審査の過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみを報告いたします。
関係課長より説明を受け、質疑に入りました。初めに、総務課関係について、委員より、寄附指定は県外企業とのことであるが、初めての企業か、これまでも寄附はあったかとただしたのに対し、課長は、北名古屋市の企業で今まではゆめ基金に一定額の寄附があった。今回は、防災対策用車両と指定があったとの答弁がありました。 次に、市民税務課関係であります。委員より、
個人番号カード交付事務費補助金は全額補助とならないのかとただしたのに対し、課長補佐は、総務省の補助内容では、交付に伴う人件費等となっており、備品購入費は補助対象外となっているとの答弁がなされました。 次に、こども教育課関係ですが、委員より、新井小学校の職員駐車場拡張工事の場所は、また冬期間の雪対策はとただしたのに対し、課長は、既存の駐車場に消雪パイプがあり、それを延長するほか、機械除雪も実施するため、問題はないとの答弁がなされました。 委員より、新井北幼稚園の跡地利用についてどのような話し合いを行ったのかとただしたのに対し、課長は、石塚町内会の役員等と協議し、借地も含め、公園の利用の検討をしたが、町内で管理できないということから借地は返すことになったとの答弁がなされました。 委員より、和田保育園移設の用地交渉の進捗状況はとただしたのに対し、課長は、7名の地権者がおり、全員の方には基本的には了承をいただいている。代替地を希望する方と現在調整中であるとの答弁がなされました。 次に、財務課関係ですが、委員より、今回補正後の繰越金の残高はとただしたのに対し、課長は、平成26年度の実質収支は18億3299万1000円である。当初予算の3億円と第1号から今回の第4号補正までで4億7474万3000円となっており、差し引き繰越金の残高は13億5824万8000円であるとの答弁がなされました。 以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決に当たり反対討論が行われ、採決の結果、議案第66号は賛成多数で原案のとおり可決されました。 以上で
総務文教委員会の報告を終わります。
○議長(
関根正明) 次に、
建設厚生委員会、
渡辺幹衛委員長。 〔3 番
渡辺幹衛 登 壇〕
◆3番(
渡辺幹衛)
建設厚生委員会における
付託案件の審査の経過と結果について報告いたします。 去る9月1日の本会議において当委員会に付託されました案件は、議案第66号のうち当委員会所管事項、議案第67号及び議案第68号であります。なお、審査過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみを報告いたします。 まず、議案第66号 平成27年度新潟県妙高市
一般会計補正予算(第4号)のうち当委員会所管事項について報告いたします。
関係課長より
提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、高柳住宅井戸修繕工事では、新しくするポンプの容量は現施設と同じかとただしたのに対し、
建設課長より、現在のケーシングパイプの内側に新たにケーシングパイプを設置し、ワンサイズ落としたポンプを入れる計画だが、散水量は確保できるとの答弁がありました。 委員より、散水トラブル発生時の対応についての話し合いが必要ではないかとただしたのに対し、
建設課長より、住民の協力も必要なので、今後話し合いを進めていきたいとの答弁がありました。 以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第66号のうち当委員会所管事項については、
全会一致で原案のとおり可決されました。 次に、議案第67号について報告いたします。健康
保険課長より
提案説明を受け、採決の結果、議案第67号については
全会一致で原案のとおり可決されました。 次に、議案第68号について報告いたします。福祉介護課長より
提案説明を受け、採決の結果、議案第68号については
全会一致で原案のとおり可決されました。 以上で
建設厚生委員会の報告を終わります。
○議長(
関根正明) 次に、産業経済委員会、堀川義徳委員長。 〔18番 堀川義徳 登 壇〕
◆18番(堀川義徳) 産業経済委員会における
付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。 去る9月1日の本会議において当委員会に付託されました案件は、議案第66号のうち当委員会所管事項であります。これが審査のため、去る9月18日午前10時より、
委員会室において
委員全員出席、説明員として副市長ほか
関係課長の出席を求め審査を行いました。なお、審査の経過と詳細は会議録に譲り、その要旨のみを報告いたします。
関係課長より
提案説明を受け、質疑に入りました。初めに、農林課関係では、委員より、妙高市鳥獣被害対策協議会で行う研修会の内容はとただしたのに対し、課長より、獣害の生態と対策などで10月中に新井、妙高高原、妙高地区で1回計画している。また、今年度集落環境診断を実施した杉野沢、関川地区では、診断の検証も含め計画しており、合計5回としているとの答弁がなされました。 委員より、熊、イノシシが出没している。安全対策を早急に行うべきではないかとただしたのに対し、課長より、妙高市鳥獣被害対策協議会では、電気柵の貸し出しで対応している。今後は、鳥獣の生態を正しく理解した上で、対策を進めたいとの答弁がなされました。 次に、観光商工課関係では、委員より、インターネットの時代であるが、ワイファイの環境の整備状況はとただしたのに対し、課長より、外国人スキー客に対応するため、平成26年度3月補正で予算要求を行い、冬期間に外国人が多く訪れる赤倉温泉に整備しているところであるとの答弁がなされました。 委員より、英語以外の言語、韓国・台湾・中国語での情報発信はとただしたのに対し、課長より、観光協会のホームページは英語版もあり、また本年度のスマホアプリのリニューアルにおいて、英語版のほかに台湾語版も作成しているところであるとの答弁がなされました。 以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第66号のうち当委員会所管事項については
全会一致で原案のとおり可決されました。 以上で産業経済委員会の報告を終わります。
○議長(
関根正明) これよりただいまの各
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) これにて質疑を終わります。 これより討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許可します。
渡辺幹衛議員。 〔3 番
渡辺幹衛 登 壇〕
◆3番(
渡辺幹衛) 議席番号3番の
渡辺幹衛です。今議題となりました議案第66号に反対する討論を行います。極めて簡単に申し上げます。 さきに議案第60号と62号に反対した理由で、その項目関連の歳出264万円を含む本案に反対であります。 以上です。
○議長(
関根正明) これにて討論を終わります。 これより議案第66号から議案第68号を採決します。 議題のうち、まず議案第66号 平成27年度新潟県妙高市
一般会計補正予算(第4号)について採決します。 本件に対する各
委員長報告は可決であります。本件は各
委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔 賛 成 者 起 立 〕
○議長(
関根正明) 着席願います。賛成議員多数です。 よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第67号 平成27年度新潟県妙高市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第68号 平成27年度新潟県妙高市
介護保険特別会計補正予算(第1号)、以上2件を一括採決します。 本件に対する
委員長報告は可決であります。本件は
委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) 御異議なしと認めます。 よって、議案第67号、議案第68号は原案のとおり可決されました。
△日程第6 議案第69号 平成26年度新潟県妙高市
一般会計歳入歳出決算認定について 議案第70号 平成26年度新潟県妙高市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 議案第71号 平成26年度新潟県妙高市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 議案第72号 平成26年度新潟県妙高市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 議案第73号 平成26年度新潟県妙高市
高柳工場団地開発事業特別会計歳入歳出決算認定について 議案第74号 平成26年度新潟県妙高市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 議案第75号 平成26年度新潟県妙高市
杉野沢財産区
特別会計歳入歳出決算認定について 議案第76号 平成26年度新潟県妙高市
ガス事業会計決算認定及び利益の処分について 議案第77号 平成26年度新潟県妙高市
水道事業会計決算認定及び利益の処分について 議案第78号 平成26年度新潟県妙高市
公共下水道事業会計決算認定及び利益の処分について 議案第79号 平成26年度新潟県妙高市
農業集落排水事業会計決算認定及び利益の処分について
○議長(
関根正明) 日程第6 議案第69号 平成26年度新潟県妙高市
一般会計歳入歳出決算認定について、議案第70号平成26年度新潟県妙高市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第71号 平成26年度新潟県妙高市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、議案第72号 平成26年度新潟県妙高市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第73号 平成26年度新潟県妙高市
高柳工場団地開発事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第74号 平成26年度新潟県妙高市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第75号 平成26年度新潟県妙高市
杉野沢財産区
特別会計歳入歳出決算認定について、議案第76号 平成26年度新潟県妙高市
ガス事業会計決算認定及び利益の処分について、議案第77号 平成26年度新潟県妙高市
水道事業会計決算認定及び利益の処分について、議案第78号 平成26年度新潟県妙高市
公共下水道事業会計決算認定及び利益の処分について、議案第79号 平成26年度新潟県妙高市
農業集落排水事業会計決算認定及び利益の処分について、以上11件を
一括議題とします。 本件に関し、各委員会における審査結果の報告を求めます。最初に、
総務文教委員会、樗沢
諭委員長。 〔14番 樗沢 諭 登 壇〕
◆14番(樗沢諭)
総務文教委員会における
付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。 去る9月11日の本会議において当委員会に付託されました案件は、議案第69号のうち当委員会所管事項及び議案第75号であります。審査の過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみを報告いたします。
関係課長より
提案説明を受け、質疑に入りました。まず、議案第69号 平成26年度新潟県妙高市
一般会計歳入歳出決算認定についてのうち当委員会所管事項について御報告いたします。 初めに、総務課関係ですが、委員より、結婚支援は同じ取り組みではなく、もっと深く支援する取り組みが必要とただしたのに対し、課長より、結婚支援は個人的な要素の部分も多く、行政がどこまで踏み込めるかが難しいところがある。引き続き出会いの機会の創出を中心に取り組みを推進していくとの答弁がなされました。 委員より、ホームページをリニューアルしてアクセス数が増加だが、どのようなシステムで把握かとただしたのに対し、課長より、43万7000件余りのアクセスがあった。妙高市のホームページにアクセスした件数で把握しているとの答弁がなされました。 委員より、協働型地域コミュニティ創出事業で集落点検を実施した15地区の対象はどこかとただしたのに対し、課長より、中山間地では上馬場、兼俣、木成、大久保、寺尾、住吉、大貝、市街地では上町、中町、栄町、田町、東雲町、経塚町、横町、中央町で地域の方と意見を交換する中で課題、困り事などを集約したとの答弁がなされました。 委員より、時間外勤務について申告制か、どのように確認しているのかとただしたのに対し、課長より、実施前に本人が申告、所属長が確認し、実施後に時間を記入、係長が確認を行っているとの答弁がなされました。 委員より、ISOでは質の高いサービスの提供を目指しているが、不適合サービスが19件の内容はとただしたのに対し、課長より、書類上のミス、伝票の起票忘れ、市民への通知漏れなどである。再発防止に努力したいとの答弁がなされました。 委員より、無線デジタル化事業の内容はとただしたのに対し、課長より、消防団無線、防災行政無線移動系の整備で全体の統制は市役所とし、高床山頂上と桶海に鉄塔など基地局を設置して市全域をカバーする。このほか、拠点避難所、消防団、市の関係課に無線を配備するとの答弁がなされました。 委員より、女性消防団は避難誘導や予防活動で活躍できるが、配備の考えはとただしたのに対し、課長より、現在予防活動に特化した女性部をつくっている。今後さらに参加を働きかけていく。市役所分団のうち12名は女性であるとの答弁がなされました。 次に、企画政策課関係ですが、委員より、地方創生に関連した事業の予定があると思うが、財政的な観点からどのように対応かとただしたのに対し、入村市長より、国の地方創生本部は当初と違い、先が見えない面もあるが、妙高市で現在地方創生の関連で申請している交付金は期待を上回るものになると考えるとの答弁がなされました。 委員より、えちごトキめき鉄道への負担や支援はいつまでかとただしたのに対し、課長より、平成26年度は1億3750万円を出資している。交付税措置相当額を20年間補助していく。また、毎年トキ鉄が市に納付する固定資産税等を30年間お返しする支援を行うとの答弁がなされました。 委員より、空家の登録物件がふえない理由はとただしたのに対し、課長より、雪が多い地域であり、程度のよい空家が少ない。空家となり、二、三年経過すると劣化も進む。また、墓、仏壇、家財道具が整理されていない等が原因ではとの答弁がなされました。 次に、財務課関係ですが、委員より、今後合併特例債がなくなり、交付税も減額の方向だが、今後の財政運営はとただしたのに対し、課長より、平成31年度で合併特例債は使えなくなる。地方交付税については、合併算定がえの終了や人口減少などで減額されていく見通しであり、歳入総額の縮減に見合った予算規模にしていく必要があるとの答弁がなされました。 委員より、土地開発基金の保有土地の簿価額と実勢価格はとただしたのに対し、課長は、平成26年度は一部買い戻しがあり、簿価額は3億3328万5267円、実勢価格は平成26年度の固定資産税の路線価などから求めた金額で2億935万703円であるとの答弁がなされました。 次に、市民税務課関係ですが、委員より、窓口の木曜延長と土曜開庁の来庁者の状況はとただしたのに対し、課長補佐より、平成26年度の木曜延長利用者数は418人、580件、土曜開庁利用者数は1072人、1659件であると答弁がなされました。 委員より、平成26年度固定資産税不納欠損処分の件数と理由はとただしたのに対し、課長補佐より、不納欠損処分の件数は法人13件、個人12件、計25件であり、法人は事業破綻、法的整理、個人は生活困窮などが主な理由であるとの答弁がなされました。 次に、こども教育課関係ですが、委員より、少子化対策強化事業のスマートフォンアプリ、えむぷらは、誰を対象にどのような目的か、またダウンロード数はとただしたのに対し、課長は、結婚、妊娠、出産、育児にかかわる方へ必要な情報を提供することを目的に開発したものである。ダウンロード数は平成27年3月から8月末まで265件であるとの答弁がなされました。 委員より、園児の事故件数が平成26年度は29件と多かったが、事故の内容とその主な原因はとただしたのに対し、課長より、事故内容は転倒が10件、園児同士の接触が7件、遊具からの飛びおり、転落が5件、積み木などの遊具を足に落とすなどが4件である。理由としては、転倒のときにとっさに手が出せない子供が多いとの答弁がなされました。 委員より、小学校、中学校全体のいじめ、不登校はとただしたのに対し、課長より、26年度のいじめは小学校16件、中学校22件の計38件で、全て解消している。不登校は、小学校5件、中学校17件の計22件のうち小学校は1件、中学校6件が再登校しているとの答弁がなされました。 委員より、いじめは、なかなかわからない、自殺まで発展する可能性がある。早期発見できる体制が必要だがとただしたのに対し、教育長より、いじめがこれだけ起きているということは、先生のネットワークが発達したことである。全職員で対応し、学期ごとに無記名でアンケートを実施し、校内巡視を行い、子供を確認し、いじめがないか、問題を抱えている子供がいないかチェックしているとの答弁がなされました。 次に、生涯学習課関係です。委員より、女性の人材リストの活用方法はとただしたのに対し、課長より、市の計画づくり、審議会などで政策、方針決定の過程の中で、より多くの女性から参画していただくことを目的に、市内でさまざまな活動している人材を募集し、リスト化し、各種委員の人選、研修会の講師の人選に活用しているとの答弁がなされました。 委員より、トップアスリート育成の成果はとただしたのに対し、課長より、平成26年度の強化指定選手は26人、県大会では優勝を含む15人が入賞、全中では2人が入賞し、ジュニアオリンピックでも4人が入賞しており、強化育成の成果が出ていると考えるとの答弁がされました。 委員より、水夢ランドあらいのプール改修後の利用者の感想はただしたのに対し、課長より、今のシステムは殺菌のために塩素をまぜるのではなく、塩から電気分解により塩素をつくり出す仕組みであり、以前より水が目にしみなくなった。また、ろ過器の更新により、水がきれいでやわらかくなったなどと利用者から好評であるとの答弁がなされました。 以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第69号のうち当委員会所管事項については
全会一致で認定することを決定いたしました。 次に、議案第75号 平成26年度新潟県妙高市
杉野沢財産区
特別会計歳入歳出決算認定について御報告いたします。
妙高高原支所長より
提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、財産貸付金収入の収入未済額14万2500円は現年分か、部分的な納入はあったかとただしたのに対し、支所長より、未納額はスキー場の冬期間の食堂の敷地貸付地であり、平成24年度分、25年度分、26年度分である。このうち24年度分の一部を26年度に納入している。未済額については、計画的に納入しているとの答弁がなされました。 以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第75号については
全会一致で認定することに決定いたしました。 以上で
総務文教委員会の報告を終わります。
○議長(
関根正明) 次に、
建設厚生委員会、
渡辺幹衛委員長。 〔3 番
渡辺幹衛 登 壇〕
◆3番(
渡辺幹衛)
建設厚生委員会における
付託案件の審査の経過と結果について報告いたします。 去る9月11日の本会議において当委員会に付託されました案件は、議案第69号のうち当委員会所管事項、議案第70号、議案第71号及び議案第74号であります。なお、審査過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみを報告いたします。 まず、議案第69号 平成26年度新潟県妙高市
一般会計歳入歳出決算認定についてのうち当委員会所管事項について報告いたします。
関係課長より
提案説明を受け、質疑に入りました。 環境生活課関係の質疑では、委員より、生活交通確保事業では住民要望を取り入れているかとただしたのに対し、課長より、公共交通は地域生活の足だと思っており、住民要望を取り入れ、維持できるように努力するとの答弁がありました。 委員より、地球温暖化対策事業について小水力発電調査から別のエネルギーへ目を向けてはとただしたのに対し、課長より、豪雪地での小水力発電の可能性についての実証実験であり、データの成り行きを見守りたいとの答弁がありました。 委員より、生ごみ回収堆肥化事業等は考えていないかとただしたのに対して、課長より、新井頸南クリーンセンターの焼却炉にも影響があるので、取り組みは考えていないとの答弁がありました。 委員より、猪野山のメガソーラー事業の状況はとただしたのに対し、課長より、事業者より26年度末で撤退の申し出があり、土地賃貸契約を解除したとの答弁がありました。 次に、福祉介護課関係の質疑では、委員より、介護保険施設における虐待の事案はあるかとただしたのに対し、課長より、26年度以降に新規に発生した事案はないとの答弁がありました。 委員より、社会福祉協議会への補助金はとただしたのに対し、課長より、自主事業に対し、補助金を交付しているとの答弁がありました。 委員より、地域包括支援センターは1カ所で、他市との隔たりが大きいのではとただしたのに対し、課長より、福祉介護課内に設置されており、課内各係や他機関等との連携、連絡がスムーズに行えるという直営のメリットがあり、1カ所でも問題はないとの答弁がありました。 委員より、年金収入のみの高齢者が子供と同居した後の見守り、生活保護等の対応はとただしたのに対し、課長より、見守りは民生委員を通じ、見守りネットワークを活用し、就労支援も行い、実態を把握し、必要であれば保護するとの答弁がありました。 健康保険課関係の質疑では、委員より、健康寿命を延ばすための取り組みはとただしたのに対し、課長より、総合健康都市妙高の実現を目指し、ウオーキング等の運動と減塩生活大作戦等の食生活改善等を行ったとの答弁がありました。 委員より、緊急搬送先の病院が確定するまでに時間を要するので、長野県の医療機関等との連携も必要ではとただしたのに対し、課長より、信越病院と飯縄病院には患者受け入れについての要望を年2回している。上越圏域においては、医療機関でのたらい回しはないとの答弁がありました。 委員より、地方医師確保に当たり、臨床研修制度の見直し等を国に要望する必要があるのではとただしたのに対し、市長より、重要だが、難しく、市単独では解決できない問題だが、相談、協議を進めたいとの答弁がありました。 委員より、今後の医師確保対策はとただしたのに対し、課長より、医師不足が少しでも解消されるよう、地道な要望活動を続けるとの答弁がありました。 委員より、地域医療確保から個人病院に対してもあらゆる可能性を酌み尽くす体制が必要ではとただしたのに対し、課長より、医療相談は適宜対応しているが、診療以外の内容では難しいとの答弁がありました。 委員より、人口10万人比の自殺率はとただしたのに対し、課長より、25年度では国20.7、県26.1、妙高市は26.4だとの答弁がありました。 委員より、子供の医療費助成事業の窓口負担をなくすために必要な予算はとただしたのに対し、課長より、約2800万円との答弁がありました。 建設課関係の質疑では、委員より、防衛施設周辺整備調整交付金は因果関係がなくとも使えるのかとただしたのに対し、課長より、旧妙高高原町を含む妙高市に対するものだが、できる限り新井・妙高地域で使うよう指導があるとの答弁がありました。 委員より、除雪支部長等からの除雪依頼体制をもっとスムーズにできないかとただしたのに対し、課長より、早朝除雪は業者判断で出動し、日中除雪は支所のパトロール等で15センチ以上なら業者に出動要請しているとの答弁がありました。 委員より、消雪パイプ更新の計画はとただしたのに対し、課長より、平成31年までの更新計画があるとの答弁がありました。 委員より、除雪業者が15センチの出動判断のために行うパトロール費用は認めているのかとただしたのに対し、課長より、市としては認めていないとの答弁がありました。 委員より、上越市中郷区では10センチで出動するが、それにつながる妙高市が15センチという基準の見直しをとただしたのに対し、課長より、合併前、旧新井市は10センチだったが、旧妙高高原町、妙高村に合わせて市全体を15センチにしたとの答弁がありました。 委員より、除雪費が当初予算の6割もふえたのはなぜかとただしたのに対し、課長より、当初予算は最近の平均降雪量で計上したが、昨年12月に大雪となり、予算が不足したとの答弁がありました。 委員より、総建第3号で受注した業者の現場における施工体系図の記載が不備なことに加え、下請、孫請、ひ孫請したとの情報だが、問題はないかとただしたのに対し、課長より、監督員も業者も確認、訂正が不適正だった。体系図を訂正し、6次下請まであることを確認しているとの答弁がありました。 委員より、住宅リフォーム促進事業では、店舗併用住宅の店舗部分も対象に検討してほしいとただしたのに対し、課長より、現在は住居専用部分に限るとの答弁がありました。 以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第69号のうち当委員会所管事項については
全会一致で原案のとおり認定することに決定しました。 次に、議案第70号 平成26年度新潟県妙高市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について報告いたします。健康
保険課長より
提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、県内の法定外繰り入れ状況はとただしたのに対し、課長より、20市中9市が行っているとの答弁がありました。 委員より、国保税の算定方法が所得税とは異なり、控除額が少ないので、負担が重く、滞納者の2割は所得ゼロで暮らしは厳しい。事業が広域化されても市が現在行っている低所得者への減免のための法定外繰り入れを維持できるかとただしたのに対し、課長より、国会答弁でも一般会計からの繰り入れを禁止せず、自治体判断によるとの見解も示されているので、妙高市の納付金や標準保険料率が示された段階で法定外繰り入れのあり方を検討したいとの答弁がありました。 以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第70号については
全会一致で原案のとおり認定することに決定しました。 次に、議案第71号 平成26年度新潟県妙高市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について報告します。健康
保険課長より
提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、保険料に対する将来見通しはどのようかとただしたのに対し、課長より、制度創設時から混乱もあり、国は軽減に対する特例措置を講じていたものを平成29年度には見直す動きがあるが、経過措置などを注視していきたいとの答弁がありました。 以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決に当たり反対討論が行われ、採決の結果、議案第71号については賛成多数で原案のとおり認定することに決定しました。 最後に、議案第74号 平成26年度新潟県妙高市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について報告いたします。福祉介護課長より
提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、認定審査に対する異議申し立てはあったかとただしたのに対し、課長より、平成26年度ではなかったとの答弁がありました。 委員より、成年後見人制度の利用者数はとただしたのに対し、課長より、1人との答弁がありました。 委員より、特養施設利用者の食費、居住費等の補足給付対象決定に資産要件が加わったが、対象を外された人数はとただしたのに対し、課長より、7月までの認定者と8月以降の認定者の差は69人との答弁がありました。 委員より、一定以上の所得がある人の自己負担が2割にふえたが、対象者数はとただしたのに対し、課長より、132人との答弁がありました。 以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第74号については
全会一致で原案のとおり認定することに決定いたしました。 以上で
建設厚生委員会の報告を終わります。
○議長(
関根正明) 次に、産業経済委員会、堀川義徳委員長。 〔18番 堀川義徳 登 壇〕
◆18番(堀川義徳) 産業経済委員会における
付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。 去る9月11日の本会議において当委員会に付託されました案件は、議案第69号のうち当委員会所管事項、議案第72号及び議案第73号、議案第76号から議案第79号であります。なお、審査過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみを報告いたします。 まず初めに、議案第69号 平成26年度新潟県妙高市
一般会計歳入歳出決算認定のうち当委員会所管事項について御報告申し上げます。農林課長、観光商工課長、
ガス上下水道局長より
提案説明を受け、質疑に入りました。 まず、農林課関係の質疑では、委員より、鳥獣対策の電気柵について、電気柵の取り扱いはどうかとただしたのに対し、課長より、協議会から貸し出ししている。設置方法や取り扱いは業者から説明しており、危険表示板の設置等も指導しているとの答弁がなされました。 委員より、電気柵の稼働時間は利用者により違うのかとただしたのに対し、課長より、イノシシなら夜、猿なら昼、24時間など対象の獣害により異なるため、利用者により違うとの答弁がなされました。 委員より、クラインガルテンの利用者対象のイベントを15回実施しているが、参加状況はとただしたのに対し、課長より、利用者の家族や仲間なども参加している。移住、定住のきっかけとしたいとの答弁がなされました。 委員より、農地中間管理機構の地区別の実績はとただしたのに対し、課長より、15件で10ヘクタールマッチングしている。受け手の地区別は矢代、原通などと答弁がなされました。 委員より、農地中間管理機構を利用する人は人・農地プランの策定が必要だが、その状況はとただしたのに対し、課長より、9つのプランを策定しており、市内全域をカバーしているとの答弁がなされました。 委員より、当初は農地中間管理機構が農地を借り手がいなくても保有するはずだが、現状はどうかとただしたのに対し、課長より、マッチングしないものは借りないのが現状であると答弁がなされました。 委員より、農産物直売所売り上げ向上事業について、直売所に対し、看板設置など800万円かけているが、その効果はどうかとただしたのに対し、課長より、ひだなんにおいては大型看板の整備により、施設の認知度が高まった。また、ポスレジの整備により、在庫情報などタイムリーに提供できるため、品ぞろえなどがよくなったことから、昨年度と比較して売り上げが伸び、効果があったものと考えているとの答弁がなされました。 委員より、米粉用米の作付について今後の見通しはとただしたのに対し、課長より、平成26年度は前年比6.5ヘクタール増加しているが、取引先の関係など難しい部分があると感じているとの答弁がなされました。 委員より、農業の担い手の確保は急務であり、青年就農給付金だけではなく、新規就農者への営農指導、農地集積、地域への溶け込みなど、多面的な支援が必要だが、体制はどうかとただしたのに対し、課長より、青年就農給付金の受給される方は5名いるが、それだけでよいのではなく、経営の安定化に向けた支援が必要であり、半期ごとに営農実績等の報告を受け、相談等を受けており、営農指導としては県普及センターやJA営農センターから個別指導を行ってもらっている。また、市としても園芸教室の開催や農地のあっせん、青年農業者ネットワークづくりとして懇談会などの開催を行っている。地域への溶け込みへの支援については、大変重要なことと考えていると答弁がなされました。 委員より、多面的機能支払い事業は平成26年度からの新規事業だが、初年度の事業効果はどうかとただしたのに対し、課長より、取り組む活動組織が増加するなど、多面的機能の維持、発揮が図られて効果があったものと考えているとの答弁がなされました。 委員より、この交付金は従来集落での共同活動が国の支援を受けられるため、歓迎している。ただ、運営面で使いづらく、繰り越しをした組織も多いと聞く。交付金を有効に活用するため、組織への指導方法はどうかとただしたのに対し、課長より、長寿命化は予算不足もあり、また景観形成活動と長寿命化を図る活動の区分けが曖昧な部分もあることから、国や県に確認しながら、活動組織に指導を行っているとの答弁がなされました。 委員より、森林整備事業について、市内の木材生産の動きはとただしたのに対し、課長より、市内の木材生産の動向は頸南森林組合によると、ここ四、五年で木材の販売量は4倍にふえている状況である。特に妙高高原地域ではカラマツが広範囲で伐採され、合板にされていると聞いており、このことからも上向き傾向にあると考える。国の動向については、平成14年に自給率が一番低くなったが、平成25年度では3割近くまで向上しており、消費拡大が図られているものと考えられるとの答弁がなされました。 委員より、埋設農薬適正処理事業の上越市と妙高市の負担割合はとただしたのに対し、課長より、県6分の5の補助事業を導入し、市町村負担6分の1で妙高市48.2%、上越市51.8%となっているとの答弁がなされました。 委員より、処理費の総経費はどのくらいかとただしたのに対し、課長より、処理を始めていないので確定ではないが、2億1000万円程度と見込んでいるとの答弁がなされました。 次に、観光商工課関係ですが、委員より、広域観光推進事業のわくわく割引チケットの発行に対する実績はとただしたのに対し、課長より、発行部数は2万5250部、利用可能施設は44施設、そのうち市内は13施設、市内での利用数は4781件であるとの答弁がなされました。 委員より、飯山駅でのパンフレットを設置しているが、年間に何回ぐらい補充しているのかとただしたのに対し、課長より、9市町村の観光情報ブースに設置されており、開設当時、一定量を搬入し、その後は品切れしないように連絡をとり合いながら、随時補充しているとの答弁がなされました。 委員より、2次交通の検討はどうなっているかとただしたのに対し、課長より、信越9市町村エリアの2次交通のあり方を検討してきたが、それぞれの市町村の思惑もある。飯山駅と野沢間では毎日路線バスが運行され、飯山駅と斑尾間はコミュニティバスが運行されている。また、飯山駅、斑尾高原、タングラム、妙高高原温泉郷の間は年末年始と週末限りではあるが、長野電鉄が自主運行を始める予定であるとの答弁がなされました。 委員より、信越五岳トレイルランニングレースの参加者数は658人とあるが、宿泊対応はどうなっているかとただしたのに対し、課長より、大会前日に受け付けやパーティーがあり、大会本番、大会終了後、閉会式までの2泊3日のスケジュールとなっている。初日は斑尾高原で宿泊し、ゴールが飯縄高原であることから飯綱町、信濃町、妙高高原エリアで宿泊対応しているとの答弁がなされました。 委員より、参加者の推移はとただしたのに対し、課長より、この大会の大きな魅力の一つは、舗装していない道であるトレイルを走ることである。しかし、余り多くの人が走ってしまうと、大事なトレイルを傷めてしまうおそれがあるということで、定員を600から700人の範囲で制限している。その定員が数分で満員になってしまう人気の大会であり、増減は余りないとの答弁がされました。 委員より、観光誘客支援事業のうち、約1300万円の観光宣伝委託の内容はとただしたのに対し、課長より、各種イベントのPRや広告掲載による観光宣伝、県観光協会とタイアップした誘客活動、外客誘客のための飲食店マップ、旅行業者へのセールスなどが主なものであるとの答弁がされました。 委員より、補助金の内容はとただしたのに対し、課長より、市観光協会への補助が主であり、冬季パンフレットの作成、2次交通としての周遊バスぶらっと妙高号の運行補助、スキーエリアシャトルバスの運行補助、インバウンド誘客の中心となる長野新潟スノーリゾートアライアンス実行委員会への負担金が主なものであるとの答弁がなされました。 委員より、観光サイン看板設置工事の内容はとただしたのに対し、課長より、市内にはいろいろなタイプの案内看板や地図が乱立している。そのため、市ではベースの色は焦げ茶で文字は白抜き、日本語と英語を併記する公式サイン看板のガイドラインを策定した。これに基づき、平成26年度と27年度で整備を進めている。今後は国道沿いの大型看板も整備を予定しているとの答弁がなされました。 委員より、産業政策監はどのようなところに訪問しているのかとただしたのに対し、課長より、昨年7月から産業政策監が就任し、重点的に企業訪問による誘致活動を行っている。昨年度は、基本的には環境に悪影響を与えない企業を対象とし、製造業、卸売業、小売業など首都圏を中心に182件を訪問しているとの答弁がなされました。 委員より、企業側の妙高市に対するイメージはとただしたのに対し、課長より、企業に会ってもらうためのアポがなかなかとれない状況であり、数多くの自治体が誘致活動を行っており、ほとんど会ってもらえない。会ってもらえても妙高市の場所すらわかっていない状況であり、まずは妙高市の位置やアクセス、自然などについて説明し、進出地の候補の一つとして妙高市を考えてほしい旨をPRしているとの答弁がなされました。 委員より、サテライト妙高の近年の入場者数と売り上げはとただしたのに対し、課長より、入場者数は5万5000人から6万5000人ぐらいで推移している。売り上げは平成18年度には18億円ほどあったが、平成26年度には約11億2000万円であり、大幅に減少しているとの答弁がなされました。 委員より、プレミアム商品券の1割上乗せは景気に刺激を与えているのかとただしたのに対し、課長より、プレミアム商品券はリーマンショック以降、小売業の売り上げが冷え込んだことからスタートした。商工会議所や商工会と実行委員会を組織し、地域の声を聞きながら実施している。当初は緊急経済対策であり、カンフル剤だったが、現在は一つの経済対策として毎年期待されて実施している。地方創生の取り組みになっていることから、非常に効果はあると認識しているとの答弁がなされました。 委員より、シティプロモーションの推進事業の観光アプリのダウンロード数と効果は。来ていただいてからダウンロードしてもらっても意味がないとただしたのに対し、課長より、平成26年度末のダウンロード数は約3800件である。来てもらってからダウンロードするというより、パンフレットへの掲載や情報発信により、当市を訪れる前にダウンロードしていただいているほうが多いとの答弁がなされました。 委員より、アプリのインバウンド対応は。アプリよりフェイスブックなどSNSを活用したほうがよいのではないかとただしたのに対し、課長より、アプリについては、今年度インバウンド版を作成している。フェイスブックやツイッターなどSNSによる情報発信も展開しているとの答弁がなされました。 以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第69号のうち当委員会所管事項については
全会一致で認定することに決定いたしました。 次に、議案第72号 平成26年度新潟県妙高市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について報告いたします。
ガス上下水道局長より
提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、一般会計の繰出金と簡水会計の繰入金の差額は何かとただしたのに対し、局長より、差額の140万円は消火栓分で、一般会計9款の消防費からの支出になるとの答弁がなされました。 以上、採決の結果、議案第72号は
全会一致で認定することに決定いたしました。 次に、議案第73号 平成26年度新潟県妙高市
高柳工場団地開発事業特別会計歳入歳出決算認定について報告いたします。観光商工課長より
提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、未分譲地が1万7000平方メートル余りある。企業誘致は厳しい状況だが、未分譲地の見通しは。また、ほかの用途で活用は考えているかとただしたのに対し、課長より、現在9000平方メートル、5000平方メートル、3700平方メートルの3区画が未分譲となっている。いろいろな企業が現地を確認しているが、成約には至っていない。また、工場団地については、特別会計で運営しており、工場用地として売却、貸し付けをした後に閉鎖することになっていることから、ほかの用途への転用については考えていないとの答弁がなされました。 以上、採決の結果、議案第73号は
全会一致で認定することに決定いたしました。 次に、議案第76号 平成26年度新潟県妙高市
ガス事業会計決算認定及び利益の処分について報告いたします。
ガス上下水道局長より
提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、職員に関する事項について、各会計で職員が減らされている。職員を少なくするために事務事業の見直しがあったことだと思う。職場においてどのような改善策がなされたかとただしたのに対し、局長より、水道、ガスについては、志浄水場の管理センター業務を民間委託したことで、それぞれ1名ずつ、2名減となった。下水道は人口減少などによる収益が減少する中で、経営努力として経費削減を図るための減であるとの答弁がなされました。 以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第76号については
全会一致で認定、可決することに決定いたしました。 次に、議案第77号 平成26年度新潟県妙高市
水道事業会計決算認定及び利益の処分について報告いたします。
ガス上下水道局長より
提案説明を受け、採決の結果、議案第77号については
全会一致で認定、可決することに決定いたしました。 次に、議案第78号 平成26年度新潟県妙高市
公共下水道事業会計決算認定及び利益の処分について報告いたします。
ガス上下水道局長より
提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、杉野沢地区で下水道・ガス水道工事が行われているが、掘削後の仮舗装が場所によって仕上がりの差があると捉えている。ガス上下水道局としてどう考えているかとただしたのに対し、局長より、舗装復旧事業は養生期間2カ月を仮復旧とし、その後本復旧を行っている。道路占用条件では2車線道路の場合、片側1車線、1車線の場合は全面復旧となる。しかし、市道の本復旧は交通量の関係から仮復旧の養生期間を1年とり、その後に本復旧しているケースもあり、通行に支障のないように対応したいとの答弁がなされました。 以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第78号は
全会一致で認定、可決することに決定いたしました。 次に、議案第79号 平成26年度新潟県妙高市
農業集落排水事業会計決算認定及び利益の処分について報告いたします。
ガス上下水道局長より
提案説明を受け、採決の結果、議案第79号は
全会一致で認定、可決することに決定いたしました。 以上で産業経済委員会の報告を終わります。
○議長(
関根正明) これよりただいまの各
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) これにて質疑を終わります。 これより討論を行います。 討論の通告がありますので、順次発言を許可します。 霜鳥榮之議員。 〔9 番 霜鳥榮之 登 壇〕
◆9番(霜鳥榮之) 議席番号9番の霜鳥でございます。ただいま議題となっております議案第71号、新潟県妙高市後期高齢者医療特別会計決算について
委員長報告のあったところでありますが、私は反対であります。よって、私は日本共産党議員団を代表いたしまして、その理由を簡潔に述べます。 そもそもこの制度そのものに反対であるということを冒頭に述べておきます。この医療保険制度は、75歳以上の全ての人をこれまで加入していた国保や健保を自動的に脱退させ、高齢者だけの医療保険制度を立ち上げ、年齢によって医療などに差別を持ち込む世界にも例を見ない制度であることであります。老人保健法を廃止して平成20年4月に始まったこの後期高齢者医療制度は、その呼び名が失礼だとの非難のもとに、施行日当日に急遽長寿医療制度と呼び名だけを変更するような小手先の作業をしたり、保険証が届かなかったりのお粗末なスタートをした制度であります。そして、結局は後期高齢者医療制度として運用されているものです。そもそも人生の中で前期、後期の高齢者と呼んだり、その先は末期高齢者とまで言われるような差別を平気で行っているものであります。これ以上現役世代の負担をふやすことは不公平だとか、必要もないのに病院通いして飲まない薬までもらっているから、負担がふえればそのような無駄な医療は減るだろうなどとの安易な発想もあるのであります。しかし、現役世代の負担は国保の医療給付分の負担が減っても、後期高齢者支援が増額され、国保税全体が増額となっているのであります。 この制度そのもの、さまざまな矛盾を抱えていたため、幾つかの手直しも余儀なくされましたが、そもそもこの保険料の基本は青天井であるということです。保険者は、県の後期高齢者医療広域連合であって、県民、市民の目に見えにくいところにあります。そして、2年ごとに値上げを繰り返すのは、75歳以上の人口と医療費の増加に応じて保険料が自動的に引き上げられる仕組みだからです。長年の人生の中で、高齢になったら体調を崩したり、けがをしたり、当然のごとくに誰もがあり得ることなのです。我々が現在こうして活動し、生活してきたそもそもは、この高齢者のおかげであることを忘れてはなりません。 先般も敬老の日に入村市長が出向いて長寿をお祝いしてこられましたが、親孝行したいときには親はなしとのことわざがあるように、形式ではなく、今こそ心から長寿を祝える社会認識が必要なときだと思うのであります。それぞれの家庭において、これまで育ててくれた親を敬い、今度は親の面倒を見るのは通常社会の中では当然のことではないでしょうか。家族のきずなが社会の基本となるべき状況の中で、年をとったら別扱いなどと、これがそもそもうば捨て山と言われたゆえんであります。現在いろんな災害が発生している中で、助け合いとかきずなとかが言葉としてしきりに言われますが、それをないがしろにしている問題だらけのこの制度、
社会保障のためと言われた消費税の増税分は法人税減税に消え、負担は国民、住民、そしてこれまで社会を支えてきた高齢者に自動的に負担増を押しつけるこの制度は速やかに廃止をし、家族がベースで支え合える以前の老人保健制度に戻すべきであります。大企業や大資本家には応分の負担を求め、必要な財源を確保し、安心して長生きのできる
社会保障の再生、拡充への転換こそが必要なものであります。長寿を祝わない医療制度は、全ての世代にとって不幸であり、廃止すべき制度であることを述べまして、私の反対討論といたします。ありがとうございました。
○議長(
関根正明) 次に、
木浦敏明議員。 〔13番 木浦敏明 登 壇〕
◆13番(木浦敏明) 議席番号13番の木浦敏明です。ただいま議題となっております議案第71号 平成26年度新潟県妙高市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定につきまして、私は賛成の立場から意見を述べます。 本特別会計は、後期高齢者医療制度の運営に係る収入、支出を管理することを目的とした会計であり、平成26年度決算の歳入歳出差し引き残額は226万2490円で、健全な財政運営がなされていると判断しております。保険料の収納率では、現年度分が99.8%で県内20市の中では第3位、滞納繰り越し分は78.5%の収納率を確保し、適正な業務の遂行がなされたものと高く評価するものであります。高齢化の進展により、当市における被保険者数は平成27年3月末現在で6238人となり、人口の約18%を占め、今後も人口の占める割合は増加が見込まれ、この制度と特別会計の果たす役割はますます大きくなってきているものと認識しております。 後期高齢者医療制度は、高齢者医療を支える柱であり、国における制度見直しにつきましては、平成27年1月に
社会保障制度改革推進本部で決定した医療保険制度改革骨子に基づき、受益と負担の均衡がとれた持続可能な制度構築の議論が進められております。今後も国の動向等を注視するとともに、新潟県後期高齢者医療広域連合と連携の上、高齢者の皆さんが安心して必要な医療を受けることができるよう、円滑な事業運営を期待するものであります。 以上、議案第71号に対しまして、私は賛成の意見を述べましたが、
建設厚生委員会では原案のとおり認定されました。議員各位の賛同を賜りますようお願い申し上げて、賛成討論といたします。よろしくお願いします。
○議長(
関根正明) これにて討論を終わります。 これより議案第69号から議案第79号を採決します。 議題のうち、まず議案第71号 平成26年度新潟県妙高市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを採決します。 本件に対する
委員長報告は認定であります。本件は
委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔 賛 成 者 起 立 〕
○議長(
関根正明) 着席願います。賛成議員多数です。 よって、議案第71号は認定することに決定しました。 次に、議案第69号 平成26年度新潟県妙高市
一般会計歳入歳出決算認定について、議案第70号 平成26年度新潟県妙高市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第72号 平成26年度新潟県妙高市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第73号 平成26年度新潟県妙高市
高柳工場団地開発事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第74号 平成26年度新潟県妙高市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第75号平成26年度新潟県妙高市
杉野沢財産区
特別会計歳入歳出決算認定について、以上6件を一括採決します。 本件に対する各
委員長報告は認定であります。本件は各
委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) 御異議なしと認めます。 よって、議案第69号、議案第70号及び議案第72号から議案第75号は認定することに決定しました。 次に、議案第76号 平成26年度新潟県妙高市
ガス事業会計決算認定及び利益の処分について、議案第77号 平成26年度新潟県妙高市
水道事業会計決算認定及び利益の処分について、議案第78号 平成26年度新潟県妙高市
公共下水道事業会計決算認定及び利益の処分について、議案第79号 平成26年度新潟県妙高市
農業集落排水事業会計決算認定及び利益の処分について、以上4件を一括採決します。 本件に対する
委員長報告は認定、可決であります。本件は
委員長報告のとおり認定、可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) 御異議なしと認めます。 よって、議案第76号から議案第79号は認定、可決することに決定しました。
△日程第7 議案第80号 妙高市教育長の任命同意について
○議長(
関根正明) 日程第7 議案第80号 妙高市教育長の任命同意についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。入村市長。 〔市 長 入村 明 登 壇〕
◎市長(入村明) ただいま議題となりました議案第80号 妙高市教育長の任命同意につきまして御説明申し上げます。 妙高市教育委員会委員、濁川明男さんが平成27年9月30日をもって任期満了となることから、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、妙高市大字吉木777番地、小林啓一さんを新たな教育長として任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。 なお、小林さんは、長年にわたり新潟県の教育行政に携わるとともに、平成10年から3年10カ月にわたり、教育事務所の指導主事として学力向上対策や多様化する教育課題などの対応、指導に適切に取り組んでこられました。また、平成23年4月から本年3月までの4年間は、教育行政を取り巻く環境が大きく変化する中、新井中央小学校長として御尽力いただいたほか、新潟県特別支援教育研究会理事として特別支援を必要とする児童・生徒に対する教育の充実に携わるなど、すぐれた識見と豊かな経験を有しておられます。 以上、議案第80号につきまして御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
関根正明) これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) これにて質疑を終わります。 これより議案第80号 妙高市教育長の任命同意についてを採決します。 この採決は、無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を行います。 〔 議場閉鎖 〕
○議長(
関根正明) ただいまの
出席議員数は17名であります。 投票用紙を配付します。 〔 投票用紙配付 〕
○議長(
関根正明) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) 配付漏れなしと認めます。 投票箱の点検を行います。 〔 投票箱点検 〕
○議長(
関根正明) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。 なお、この際申し上げます。投票中賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により否とみなします。 点呼を願います。 〔 職員氏名点呼、投票 〕
○議長(
関根正明) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了します。 議場の閉鎖を解きます。 〔 議場開鎖 〕
○議長(
関根正明) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に5番 岩﨑芳昭議員及び15番 山川香一議員を指名します。 よって、両議員の立ち会いを願います。 〔 開 票 〕
○議長(
関根正明) 投票の結果を報告します。 投票総数17票、これは先ほどの
出席議員数に符合しております。 そのうち賛成 15票 反対 2票 以上のとおり賛成が多数です。 よって、議案第80号については市長提案のとおり任命同意することに決定しました。
△日程第8 発議第6号
妙高市議会会議規則の一部を改正する規則議定について
○議長(
関根正明) 日程第8 発議第6号
妙高市議会会議規則の一部を改正する規則議定についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。佐藤栄一議員。 〔2 番 佐藤栄一 登 壇〕
◆2番(佐藤栄一) ただいま議題となりました発議第6号
妙高市議会会議規則の一部を改正する規則議定につきまして提案理由の説明を申し上げます。 近年の男女共同参画の状況に鑑み、地方議会においても男女共同参画を考慮した議会活動を促進するため、標準市議会会議規則が改正されたことから当市議会においても改正の趣旨を踏まえ、会議規則中、会議への欠席について規定する第2条に出産のための欠席に関する規定を追加したいものであります。また、委員会への欠席について規定する第91条についても同様の規定を追加したいものであります。 以上、発議第6号につきまして御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
関根正明) これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) これにて質疑を終わります。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) これにて討論を終わります。 これより発議第6号
妙高市議会会議規則の一部を改正する規則議定についてを採決します。 本件は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔 賛 成 者 起 立 〕
○議長(
関根正明) 着席願います。賛成議員全員です。 よって、発議第6号は原案のとおり可決されました。
△日程第9 発議第7号
交通対策特別委員会の設置について
○議長(
関根正明) 日程第9 発議第7号
交通対策特別委員会の設置についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。佐藤栄一議員。 〔2 番 佐藤栄一 登 壇〕
◆2番(佐藤栄一) ただいま議題となりました発議第7号
交通対策特別委員会の設置についての提案理由の説明を申し上げます。 本委員会は、市民の鉄道利用における利便性向上及び上信越自動車道の整備拡充、利便性向上などの諸問題を総合的に調査研究するため、6人の委員をもって構成する特別委員会を新たに設置したいものであります。 よろしく御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
関根正明) これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) これにて質疑を終わります。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) これにて討論を終わります。 これより発議第7号
交通対策特別委員会の設置についてを採決します。 本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) 御異議なしと認めます。 よって、発議第7号は原案のとおり可決されました。
△日程第10 議会選第8号
交通対策特別委員会委員の選任について
○議長(
関根正明) 日程第10 議会選第8号
交通対策特別委員会委員の選任についてを議題とします。 お諮りします。
交通対策特別委員会委員の選任については、
妙高市議会委員会条例第8条第1項の規定により、議長において 6 番 宮 澤 一 照 議員 7 番 植 木 茂 議員 9 番 霜 鳥 榮 之 議員 10 番 髙 田 保 則 議員 11 番 阿 部 幸 夫 議員 12 番 竹 内 真 議員 以上6人を
交通対策特別委員会委員に指名したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名しました議員を
交通対策特別委員会委員に選任することに決定しました。 特別委員会開催のため、しばらく休憩します。 午前11時53分 休 憩 午後 0時04分 開 議
○議長(
関根正明) 休憩を解いて会議を続けます。 特別委員会の正・副委員長互選の結果、
交通対策特別委員会は、 委員長に 宮 澤 一 照 議員 副委員長に 阿 部 幸 夫 議員 以上のとおり、互選された旨連絡がありましたので、報告します。
△日程第11 発議第8号 公立高校と私立高校の
教育費負担の格差解消と私立高校の公費(私学助成)増額を求める意見書
○議長(
関根正明) 日程第11 発議第8号 公立高校と私立高校の
教育費負担の格差解消と私立高校の公費(私学助成)増額を求める意見書を議題とします。 提案理由の説明を求めます。樗沢 諭議員。 〔14番 樗沢 諭 登 壇〕
◆14番(樗沢諭) ただいま議題となりました発議第8号 公立高校と私立高校の
教育費負担の格差解消と私立高校の公費(私学助成)増額を求める意見書につきまして提案理由の説明を申し上げます。 今日、全国では約3割の高校生が私立高校で学んでおり、私立高校は公立学校と同様に公教育として重要な役割を担っています。しかし、私立高校の学費負担では就学支援金が支給されているものの、保護者にとっては初年度納入金の負担が残ったままとなっています。憲法及び教育基本法は、教育の機会均等と私立学校教育の振興をうたっていながら、私立高校に対する公費は公立の2分の1以下にとどまっていることは、これらの法に照らしても憂慮すべき状況であります。 したがって、私立高校が公教育に果たしている役割を十分に理解されるとともに、
教育費負担の公私格差解消を展望し、就学支援金の増額と私学助成の増額、拡充に一層努力されるよう求める意見書を政府、国会及び関係機関に提出したいものであります。 以上、よろしく御審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
関根正明) これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) これにて質疑を終わります。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) これにて討論を終わります。 これより発議第8号 公立高校と私立高校の
教育費負担の格差解消と私立高校の公費(私学助成)増額を求める意見書を採決します。 本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔 賛 成 者 起 立 〕
○議長(
関根正明) 着席願います。賛成議員全員です。 よって、発議第8号は原案のとおり可決されました。 なお、意見書の送付先等、その取り扱いについては議長に御一任願います。
△日程第12 閉会中の継続審査(調査)の申し出について
○議長(
関根正明) 日程第12 閉会中の継続審査(調査)の申し出についてを議題とします。 各常任委員長から現在委員会において調査中の事件につき、会議規則第111条の規定によりお手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。各常任委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査にすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) 御異議なしと認めます。 よって、各常任委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査にすることに決定しました。 この際、お諮りします。議会運営委員長から議会の運営に関する事項、会議規則、委員会の条例等に関する事項及び議長の諮問に関する事項について、これが閉会中においても調査・研究をしたいとの申し出がありました。議会運営委員長の申し出のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
関根正明) 御異議なしと認めます。 よって、議会運営委員長申し出のとおり決定しました。 これをもちまして平成27年第6回
妙高市議会定例会を閉会します。 どうも御苦労さまでした。 午後 0時10分 閉 会...